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 NEDOと千代田化工など、ブルネイとの国際間水素サプライチェーン実証事業に本格着手

発表日:2017.07.27


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、千代田化工建設(株)、三菱商事(株)、三井物産(株)、日本郵船(株)は、ブルネイ・ダルサラーム国と連携して、国際間の水素サプライチェーンの実証事業に本格着手すると発表した。同事業は、千代田化工建設が開発した技術を用いて、ブルネイで調達した水素を日本まで海上輸送し、水素を利用者へ供給する実証を行うもの。2015年度からの約2年間は、水素サプライチェーンの運用に必要な基盤技術の検証のために、スケールアップ検討、触媒の耐久性検討、総合運用の検討などを実施してきた。今回、ブルネイの水素化プラント、川崎市臨海部の脱水素プラントの建設に2017年8月から着手する。2019年中にこれらのプラントを完成させ、2020年からブルネイで調達した水素を常温・常圧下の液体で日本まで海上輸送し、気体の水素に戻して利用者に供給する実証を行う予定。なお、4社では、同事業に本格的に取り組むため、次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合(AHEAD)を設立している。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
千代田化工建設(株) プレスリリース(PDF:593KB)
三菱商事(株) プレスルーム
三井物産(株) リリース
日本郵船(株) ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 千代田化工建設(株) 三菱商事(株) 三井物産(株) 日本郵船(株)
分野 地球環境
キーワード 水素 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 三菱商事 | 実証 | 日本郵船 | 三井物産 | サプライチェーン | 千代田化工建設 | ブルネイ
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