新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、(株)京三製作所、(株)野村総合研究所は、ロシアのモスクワ市交通管制センター(TsODD)と共同で実施していた高度交通信号システムの実証事業の結果を発表した。ロシアの首都であるモスクワ市では、市内の慢性的な交通渋滞が極めて深刻な問題となっており、大規模な信号システムの更新をはじめ、交通ソリューションの刷新を図ろうとしている。今回の実証事業では、日本で交通渋滞緩和実績のある自律分散信号システムを市内の渋滞発生道路の連続した5カ所の交差点に設置し、その道路における車の移動時間削減効果の検証を行った。その結果、混雑時間帯で最大40%の渋滞緩和効果が確認できた。今回の成果により、車の燃料消費の低減によるCO2排出量削減と、移動時間短縮による経済活動の活性化への貢献が期待できるという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
(株)京三製作所 ニュースリリース(PDF:820KB) |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (株)京三製作所 (株)野村総合研究所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 自動車 | 実証 | 燃料 | 野村総合研究所 | ロシア | 交通渋滞 | 京三製作所 | モスクワ市 |
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