環境省は、都道府県鳥獣行政担当部局内における鳥獣の保護及び管理に関する専門的な知見を有する職員(以下、専門的職員)の配置状況(平成29年度)を公表した。同省では、科学的・計画的な鳥獣の保護及び管理を効果的に推進するためには、専門的な知見を有する職員が都道府県等の行政機関に配置されることが重要であることに鑑み、特に都道府県ごとの専門的職員の配置状況について把握し、毎年公表することとしている。今回、平成29年4月1日現在における各都道府県の鳥獣行政担当部局内での専門的職員の配置状況を把握したところ、38都道府県(81%)で160名(平成28年度141名)の専門的職員が配置されており、1都道府県あたり平均配置数は約3.4名(常勤職員2.5名、非常勤職員0.9名)となった。