国内ニュース


 経済産業省、「蓄電池システム産業戦略研究会」を発足

発表日:2009.05.28


  経済産業省は、平成21年5月28日に、「蓄電池システム産業戦略研究会」を立ち上げたと公表した。日本は、電池技術においては国際競争力を有しており、民生用分野における蓄電池の生産量は、リチウムイオン電池で世界の約6割、ニッケル水素電池で約7割を日本企業が占めている。しかし近年、諸外国において蓄電池の国家的な研究開発プロジェクトが始まるなど、蓄電池産業の国際競争は激化しつつある。そこで同省は、蓄電池のイノベーションや用途の拡大等を促し、蓄電池産業の競争力の維持・強化を図ることを期待し、省内関係課及び有識者で構成する「蓄電池システム産業戦略研究会」を発足させた。今後、「国としての戦略」を策定すべく議論を行い、検討結果を本年10月目処に取りまとめる予定という。

情報源 経済産業省 報道発表資料
機関 経済産業省
分野 地球環境
キーワード ニッケル水素電池 | リチウムイオン電池 | 経済産業省 | 蓄電池
関連ニュース

関連する環境技術