川崎市は、平成29年度「低CO2川崎ブランド」及び「川崎メカニズム認証制度」の認定・認証結果を発表した。同市と産業支援団体等で構成される「低CO2川崎ブランド等推進協議会」では、市内の優れた環境技術を活かした地球規模での温室効果ガスの排出削減を推進するため、以下の2事業を実施している。1)低CO2川崎ブランド:製品のライフサイクルを通じて、CO2削減に貢献する川崎発の製品・技術等を認定するもの、2)川崎メカニズム認証制度:従来製品と応募製品のライフサイクルを通じたCO2排出量を比較し、製品1台あたりのCO2削減量(ライフサイクルCO2削減量)と、川崎市域外における削減量(域外貢献量)を認証するもの。今回、1)では6件を認定し、「大賞」として昭和電工(株)の「気相法炭素繊維」を選定した。2)では、東芝インフラシステムズ(株)小向事業所の「DVOR-07A型装置」における域外貢献量60トン-CO2を認証した。