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 (財)旭硝子財団、平成21年度(第18回)ブループラネット賞受賞者を発表

発表日:2009.06.18


  (財)旭硝子財団は、2009年6月18日、第18回ブループラネット賞の受賞者として、宇沢弘文教授(東京大学名誉教授)及びニコラス・スターン卿(英国、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス 教授)の2名を発表した。宇沢教授は、地球温暖化などの環境問題に対処する理論的な枠組みとして社会的共通資本の概念を早くから提唱し、先駆的でオリジナルな業績を上げたこと、一方、スターン卿は、最新の科学や経済学を駆使した気候変動の経済的・社会的な影響・対策を「気候変動の経済学」として報告し、明確な温暖化対策ポリシーの提供により世界的に大きな影響を与えたことが称えられた。ブループラネット賞は、地球環境問題の解決に向けて著しい貢献をした個人または組織の業績を称えるため、同財団が、地球サミットが開催された1992年に創設したもの。今年度受賞者による記念講演会は、10月19日に国際連合大学で開催される。

情報源 (財)旭硝子財団 お知らせ
機関 (財)旭硝子財団
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | 気候変動 | 旭硝子財団 | ブループラネット賞 | 宇沢弘文 | スターン | 社会的共通資本 | 経済学
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