新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」において、バイオマスエネルギー導入のための技術指針・導入要件の策定に関する検討、事業性評価(FS)、実証事業の各事業で公募を行い、5テーマを採択した。同事業では、バイオマス種(木質系、湿潤系、都市型系、混合系)ごとに地域の特性を生かした最適なシステムとしての事業性評価(FS)および実証事業を行い、実用性の高い技術指針や導入要件として取りまとめ、毎年度公開を行う。また、今回の実証などを通じて技術課題が抽出された場合には、この課題の解決を図ることで、健全な事業運営が可能なバイオマスエネルギーの利用拡大につなげるという。