国立極地研究所とJAXAは、北極海における海氷域面積の減少と、今冬の結氷に係る見通しなどを発表した。北極海の海氷域面積は、2018年9月21日に年間最小(446万平方キロメートル)を記録した。これは、2002年にJAXAで開発したAMSRシリーズのセンサで観測を始めて以来、年間最小海氷面積を記録した時期は最も遅く、面積は2017年9月に比べて微減となった。北極海の海氷は例年並みに少ないと言えるが、周辺海域の海面水温が過去10年間では最も高いことから、10月以降の海氷域拡大(結氷)が遅れ、冬季の北極海上の温暖化が強まる可能性があるという。
情報源 |
国立極地研究所 研究成果
JAXA 第一宇宙技術部門 地球が見える |
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機関 | 国立極地研究所 JAXA |
分野 |
地球環境 |
キーワード | JAXA | 北極海 | 温暖化 | 海面水温 | 国立極地研究所 | 海氷域面積 | 結氷 | 年間最小海氷面積 |
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