(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、筑波宇宙センターで2012年1月10日、
第一期水循環変動観測衛星「しずく」を報道機関に向けて公開した。「しずく」(GCOM-W1)は、地球の水循環を観測する、いわば宇宙から地球を健康診断する役割を持った人工衛星であり、「地球環境変動観測ミッション」の一環として、水蒸気、海面水温、土壌水分、雪氷といった水循環に関するデータを地球全体で長期間(10~15年)観測することによって、水循環を監視し、そのメカニズムを解明することが期待されている。同衛星は、地面や大気から出る電波を受信して、その強さを高い精度で測定する「高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)」を搭載。JAXAでは今後、2012年度の打ち上げに向け、最終準備作業に入る予定という。
情報源 |
(独)宇宙航空研究開発機構 トピックス
(独)宇宙航空研究開発機構 人工衛星プロジェクト しずく |
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機関 | (独)宇宙航空研究開発機構 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 人工衛星 | 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | 水循環 | 水蒸気 | 海面水温 | しずく | 地球環境変動観測ミッション | マイクロ波放射計 | 土壌水分 |
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