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 農研機構、沿岸域における「深層地下水調査マニュアル」を公開

発表日:2018.12.12


  (国研)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、津波災害などにより沿岸農村地域の浅層地下水が塩水化し、代替水源を深層地下水に求めざるを得ない場合などを想定し、地下水の利用保全に利用・保全に携わる行政部局の技術者・民間事業者に向けて作成した「CSMT電磁探査法を用いた深層地下水調査マニュアル」をウェブ公開した。このマニュアルは、農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業・実用技術開発ステージにおいて、農研機構、早稲田大学および(株)日本地下探査が実施した「沿岸域における効率的な深層地下水探査手法の開発(平成24年~26年)」の成果に基づき、災害時・緊急時の迅速な水源調査等の用に供するためにとりまとめたもの。当該研究終了後にさらなる改良を加え、現地適用の検証結果などを踏まえて効率化が図られた「CSMT電磁探査法」について、特徴や技術背景、調査計画の立案や操作時の留意点などを、図表や写真を用いて紹介している。

情報源 農業・食品産業技術総合研究機構 プレスリリース
機関 農業・食品産業技術総合研究機構
分野 水・土壌環境
キーワード 農業・食品産業技術総合研究機構 | 早稲田大学 | 農研機構 | 津波災害 | 浅層地下水 | 塩水化 | 代替水源深層地下水 | CSMT電磁探査法 | 日本地下探査
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