科学技術振興機構(JST)は、国際科学技術共同研究推進事業(戦略的国際共同研究プログラム)の「日本-ロシア共同研究『北極観測および北極域における自然利用とエネルギー資源開発のための科学技術』」における新規課題を公表した。同プログラムは、政府間合意等に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定する相手 国・地域、分野において、相手国・地域のファンディング機関と連携し、単一国で解決できない国際共通的な課題の解決や、国際連携による日本の科学技術力の強化に資する成果を得ることを目的とするもの。同プログラムのうち「二国間の国際共同研究」ではこれまで14の国・地域との共同研究課題を支援・募集しており、今回、「ロシア連邦科学・高等教育省」と連携しながら、共同公募を行い、1)シベリアの極地および山岳地域において増加する水文、気象の極端現象が炭素および水循環に及ぼす影響に関する比較研究(首都大学東京-トムスク国立大学)、2)北極水循環変化:環境の持続可能性と自然資源へのインパクト(三重大学-シルショフ海洋研究所)を採択した。
情報源 |
科学技術振興機構 プレス一覧
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機関 | 科学技術振興機構 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | JST | 共同研究 | ロシア | シベリア | 国際科学技術共同研究推進事業 | 戦略的国際共同研究プログラム | ロシア連邦科学・高等教育省 | 北極水循環変化 |
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