国内ニュース


 (株)商船三井、次世代船シリーズの構想を発表

発表日:2009.09.10


  (株)商船三井は、同社がこれまで開発・採用してきた技術を最大限に進化させ、近い将来、技術的に実用可能な次世代船の構想を発表した。第一弾は、環境負荷軽減型の次世代自動車船。同船は、1)港内航行・荷役中:自然エネルギーを利用しゼロエミッション(排ガスゼロ)を実現、2)大洋航行中:CO2排出を50%削減、の2大特長をもつ。具体的には、上甲板のほぼ全面に太陽光パネルを設置し、大容量の蓄電池(リチウムイオン電池)を搭載して、電動推進機関と組み合わせることで、港内航行・荷役中のゼロエミッションを実現する。また、ディーゼル機関と電動推進機関を組み合わせた上でプロペラを前後に配置し、エネルギー効率を大幅に向上して、同社が開発した省エネ装置の改良型を装備することで、推進効率最適化を図るなど。同社は、今後、フェリーやばら積み船・タンカー、コンテナ船などの次世代船シリーズ構想を順次まとめていくという。

情報源 (株)商船三井 プレスリリース
機関 (株)商船三井
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 省エネ | 自然エネルギー | 商船三井 | ゼロエミッション | エネルギー効率 | 蓄電池 | 太陽光パネル | 次世代自動車船
関連ニュース

関連する環境技術