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 蝶理、リサイクルペレット販売事業の展開スキームを紹介

発表日:2019.10.01


  繊維と化学品・機械の専門商社である蝶理(株)は、繊維事業における事業投資の一環として、廃ペットボトルの回収・洗浄・粉砕・ペレット製造を手掛けるウツミリサイクルシステムズ(株)に専用機械を貸与し、リサイクルペレットの販売を共同で行うと発表した。同社は、これまでも再生ポリエステル糸を展開しており、環境商材の開発を進めている。今回、(公財)廃棄物・3R研究財団のプラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業なども活用しつつ、約9億円の設備投資を行い、1年間に約15,000トンのリサイクルペレット供給体制の構築を目指し、両社の協業により、不純物が少なく透明度の高い廃PET原料の回収と、白度の高い高品質なペレットの生産が可能になることで、海外の大手アパレルなどの需要喚起が期待できるという。また、今後原料から製品に至るまでの識別情報を取得・証明する仕組み(トレーサビリティー)を適用し、当該リサイクルペレット製品の生産管理体制の強化に役立てるという。

情報源 蝶理(株) 最新情報(PDF)
機関 蝶理(株) ウツミリサイクルシステムズ(株) (公財)廃棄物・3R研究財団
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 蝶理 | 事業投資 | 廃ペットボトル | ウツミリサイクルシステムズ | リサイクルペレット | 環境商材 | 再生ポリエステル | リサイクル繊維 | トレーサビリティー
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