(独)国際協力機構(JICA)によると、アジア開発銀行(ADB)は、タイ東部経済回廊におけるコンバインドサイクル・ガスタービン(CCGT)発電所プロジェクトに総額1億8,000万ドルの融資契約を締結した。同プロジェクトは、産業用電力の安定供給と同時に、タイの発電事業における平均的なCO2排出量(439トン/GWh)をより低い水準に抑え、同国のクリーンなエネルギー資源活用に向けた政策と合致したインフラ整備を進めようとするもの。タイ王国が産業高度化を目指す政策「タイランド4.0」の実践地に位置づけている「東部経済回廊(深海港レムチャバン港の隣接県)」のラヨーン県において、2,500 MW規模のCCGT発電所などの建設が計画されている。なお、ADBの融資には、JICAが出資する「アジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)」による融資4,500万ドルが含まれている。
情報源 |
(独)国際協力機構 ニュースリリース
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機関 | (独)国際協力機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | タイ | 発電 | アジア開発銀行 | JICA | ADB | インフラ整備 | エネルギー資源 | アジアインフラパートナーシップ信託基金 | コンバインドサイクル・ガスタービン | LEAP |
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