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 JICA、ジョージア初のグリーンボンド案件に対する出資を決定

発表日:2020.07.29


  (独)国際協力機構(JICA)は、中央アジア・南コーカサス地域「ジョージア(旧グルジア)」の企業が発行するグリーンボンドに対して、アジアインフラパートナーシップ信託基金(LEAP)とアジア開発銀行(ADB)本体勘定を活用した協調投融資を実施した(LEAP:2,000万米ドル、ADB:2,000万米ドル)。JICAは、2016年3月に設立されたLEAP(ADB民間部門業務局が管理)を通じて、アジア諸国において官民連携パートナーシップ等によるインフラ整備を促進している。今回、LEAPによる海外投融資事業の意義などをかんがみ、同国の首都トビリシおよび周辺地域における上下水道網補修・改善等に関してGeorgian Global Utilities社が発行するグリーンボンド(地球温暖化対策や再生可能エネルギーなど、環境分野への取り組みに特化した資金を調達するために発行される債券)への出資が実行されることとなった。南コーカサス地域では初めてグリーンボンド案件であり、同地域の気候変動事業に資する債券市場の育成の後押しが期待されるという。

情報源 国際協力機構 ニュースリリース
機関 国際協力機構
分野 環境総合
キーワード アジア開発銀行 | 国際協力機構 | ADB | 中央アジア | グリーンボンド | ジョージア | アジアインフラパートナーシップ信託基金 | LEAP | 南コーカサス地域 | トビリシ
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