(独)国際協力機構(JICA)は、アジアインフラパートナーシップ信託基金「LEAP」を通じて、アジア開発銀行(ADB)よりアジア諸国のプラスチックリサイクル事業へ融資を行う。この事業は、インド、インドネシア、フィリピンおよびタイにおいて、プラスチックの素材となるポリエチレンテレフタレート(PET)のリサイクル事業に対して長期融資を供与するもの。リサイクル事業はタイに拠点をおく世界最大級のPET製造業者であるIndorama Venture GroupのIndorama Ventures Public Company Limited(IVL)が行う。IVLのプラスチックリサイクル設備を拡充することで、80%以上は海に流出しているとされるプラごみの削減・循環型社会の形成を推進させる。この融資は、国際的なガイドラインに基づき、海洋環境保全等に資する事業に提供される融資「ブルーローン」に認証されており、JICAが民間事業者に対して行う初めてのブルーローンであるという。
情報源 |
国際協力機構 ニュースリリース
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機関 | 国際協力機構 |
分野 |
ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | タイ | インドネシア | インド | フィリピン | アジア開発銀行 | 国際協力機構 | JICA | プラスチックリサイクル | アジアインフラパートナーシップ信託基金 | ブルーローン |
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