NEDOは、再生可能エネルギーの大量導入時における電力系統の安定化に向け、安全・低コストな大規模蓄電システムの技術開発プロジェクトを開始すると発表した。同プロジェクトは、徹底した低コスト化、長寿命化、安全性を追求した蓄電デバイス及び蓄電システムを開発することにより、国際競争力の向上を図るとともに、我が国の再生可能エネルギーの利用拡大への貢献を目指すもの。具体的には、1)「余剰電力貯蔵」と「短周期の周波数変動に対する調整」により、送電系統に接続する効率80%以上、蓄電規模数十MWh~数GWhを想定した蓄電システムの開発、2)大規模な定置用蓄電システムに必要な劣化診断システムの研究開発、を実施する。今回、公募を実施し、1)では、サンケン電気(株)など4件、2)では「共通基盤研究」として、同志社、早稲田大学の2件を採択した。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 技術開発 | 電力貯蔵 | 低コスト | 安全性 | 系統安定化 | 蓄電システム | 周波数 |
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