旭化成(株)は、自社の水力発電設備の改修工事費について、グリーンボンド(無担保普通社債)による調達を予定していると発表した。同社は、創業・設立(1922~1931年)当時から五ヶ瀬川水系の水力発電所から送電された電力を宮崎県延岡地区の工場群で活用している。現在9カ所の発電所を所有しているが、寿命が到来しつつある施設が多いことから、クリーンなエネルギーの積極的活用を継続するESG経営の方針を踏まえ、2018年11月に宮崎県西臼杵郡にある水力発電所(1925年竣工、13,500 kw)の大規模改修工事計画を決定した。今回、設備の更新や、発電機の高効率化によるCO2排出量削減を図るために、2つの水力発電所の改修工事費用を対象とする発行年限5年・発行額100億円のグリーンボンドを、国内のグリーンボンド・ストラクチャリング・エージェントの支援の下、2020年6月以降に発行するという。
情報源 |
旭化成(株) ニュース
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機関 | 旭化成(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | クリーンエネルギー | 水力発電 | 発電機 | グリーンボンド | 持続可能な社会 | 水力発電所 | 改修工事 | 五ヶ瀬川 | ESG経営 | 西臼杵郡 |
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