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 不二製油、森林破壊防止等を掲げるコミットメントを策定

発表日:2020.06.04


  不二製油グループ本社(株)(大阪市)は、持続可能なパーム油・カカオ豆調達の実現にすする中長期目標を策定した。同社グループは、環境社会課題をはらむとされるカカオ、パーム、大豆などを主原料として、業務用の食品素材加工・販売を行っている。これまで、2016年3月にはパーム油豆調達方針を、2018年8月にはカカオ豆調達方針を策定し、森林や労働についての課題解決に向けて取組んできた。今回、これらの取組を加速させるため、重要業績評価指標(KPI)を内外に公表した。具体的には、2030年までにカカオ豆栽培地において100万本の植樹を行うことや、パーム農園までのトレーサビリティを2030年までに100%(現在52%)にすること等を掲げた。また、大豆の生産地において森林破壊や農薬散布による土壌汚染が懸念されており、同社グループは2020年5月に「責任ある大豆生産のための円卓会議(RTRS)」に参画し、2021年半ばまでに調達方針およびKPIの策定を行うという。

情報源 不二製油グループ本社(株) ニュースリリース
機関 不二製油グループ本社(株)
分野 環境総合
キーワード 森林破壊 | パーム油 | 植樹 | トレーサビリティ | 調達方針 | 大豆 | カカオ | 農薬散布 | KPI | パーム農園
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