認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン(BCTJ)は、毎年発行しているパーム油についての専門白書「パーム油白書」の2020年度版を刊行した。パーム油の原料となるアブラヤシのプランテーションは拡大しており、森林破壊やオランウータンをはじめとした固有種の激減等につながっている。BCTJは、残された熱帯雨林を保護し、生物多様性を保全すること等を使命とし、プランテーション化により保護区となっている熱帯雨林の分断が進む中、ボルネオ島で熱帯雨林を買い取り保護区のつながりを守る取組(緑の回廊プロジェクト)等を推進している。2011年より「パーム油白書」を刊行し、パーム油に関連する動向や、授業の参考資料や論文作成にも活用できる統計データを公表している。今年度版では、新型コロナウィルスによって大きな打撃を受けたパーム油業界を大きなテーマとし、マレーシアにおける事例や、国内における「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」に関連したトピック等を紹介しているという。
情報源 |
認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン お知らせ
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機関 | 認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン |
分野 |
自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | 森林破壊 | パーム油 | プランテーション | アブラヤシ | RSPO | ボルネオ島 | パーム油白書 | オランウータン | 緑の回廊プロジェクト |
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