くら寿司株式会社(本部:大阪府堺市中区)は、食品ロス削減や漁業者・海洋環境の保全への貢献を訴求する新メニューを開発した。新メニューは、駆除対象魚であったニザダイと、そのままでは商品化できないサイズから約2 kgまで積極的に養殖したハマチ(以下「魚育はまち」)のにぎり寿司で、2020年11月6日から12日まで東京・大阪の主要店舗で販売する。ニザダイは海藻を捕食し、磯焼けの原因と見られ、独特のにおいがあるため商品化は難しいとされてきたが、同社は神奈川県水産技術センターの「ウニのキャベツ養殖」からヒントを得て、2020年9月から紀州日高漁協(和歌山県御坊市)と協働で「廃棄予定キャベツ」による養殖を開始した。一方、2019年6月から定置網に入った未成魚を集めて畜養するプロジェクトを立上げ、成果の第一弾として魚育はまちの商品化に踏み切った。脂のりや食感などを満喫できる商品となっており、今回の新メニュー提供を契機に、SDGsの達成や持続可能な社会の実現を意識した事業活動のさらなる展開を推進するという。
情報源 |
くら寿司(株) プレスリリース
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機関 | くら寿司(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 堺市 | 海洋環境 | 磯焼け | 食品ロス削減 | 御坊市 | ニザダイ | ハマチ | 神奈川県水産技術センター | 紀州日高漁協 | 廃棄予定キャベツ |
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