国内ニュース
東京23区初！足立区でAIを利用した食品ロス削減の実証実験
発表日：2023.08.03
足立区は、東京23区初となるAIを利用した食品ロス削減の実証実験を行う（実施期間：令和5年10月～令和7年3月）。1年間に同区内の事業所から排出された食品ロスは、2019年度の推計で約5,080トン。「足立区食品ロス削減推進計画」では、2030年度までに食品ロスの発生量を2019年度比で21.1％削減することを掲げ、家庭向けに啓発事業やフードドライブの推進を実施している。今回の実証は、日々の売り上げや天気などの情報をAIが分析し、来客数は何人になるか、どの商品が多く売れるかなどを予測して、仕込みや仕入れを調整することにより食品ロスを減らす試み。同区では、実証事業に参加する区内店舗を令和5年8月18日まで募集しており、AIシステムが、店舗の来店予測と需要予測を行い、仕入れや仕込みを行う。結果が良好であれば全区展開を検討するという。
