京セラミタ(株)は、環境負荷低減に貢献する取り組みの一環として、プリンタや複合機の印刷に用いられるカラートナーにおいて、世界で初めて植物由来の原材料を用いたバイオカラートナーの開発に成功したと発表した。現在、紙に印刷されたトナーは、紙を再資源化する際に除去された後、廃棄焼却されている。今回開発に成功したトナーは、原材料の約30%に植物由来原料を採用することにより、従来の石油由来原料を用いたトナーと比較し、廃棄焼却時のCO2排出量を削減できるのが特長。これにより廃棄焼却時のCO2排出の一部において、大気中のCO2の総量に影響を与えない「カーボンニュートラル」を実現している。また、同トナーは、同社独自の制御技術により、環境性だけでなく高画質も実現。同社は今後、同開発品の早期製品化に向けて開発を継続していくという。
情報源 |
京セラミタ(株) ニュースリリース
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機関 | 京セラミタ(株)(現:京セラドキュメントソリューションズ(株)) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 環境負荷 | バイオマス | 植物由来 | カーボンニュートラル | 京セラミタ | カラートナー | 廃棄焼却 | 高画質 |
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