帝人(株)は、同社のバイオ由来ポリエステル繊維が、日産自動車(株)が2012年11月に発売する電気自動車の内装に採用されたと発表した。同繊維は、構成成分の30%強をバイオマス(サトウキビ)の成分に置き換えた、植物由来のポリエステル繊維。今回採用されたシートおよび内装トリム表皮材は、帝人と、自動車向けシート事業を展開するスミノエテイジンテクノ(株)および日産自動車(株)が共同開発したもので、石油由来のポリエステル繊維を使用した場合に比べ、化石資源の消費抑制や、そのカーボンニュートラル効果により温室効果ガスの削減に貢献できる。同社では今後、同繊維の拡販を進め、2015年度には自動車用のシートおよび内装材用途で、ポリエステル繊維の販売量に占める割合を50%以上とする計画にしている。
情報源 |
帝人(株) ニュースリリース
|
---|---|
機関 | 帝人(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | 日産自動車 | 温室効果ガス | バイオマス | 帝人 | ポリエステル | 内装 | カーボンニュートラル | サトウキビ | 化石資源 |
関連ニュース |
|