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 電中研とスカパーJSAT、宇宙と地上から雲を追跡する「太陽光発電出⼒予測システム」の開発を推進

発表日:2020.12.03


  (一財)電力中央研究所とスカパーJSAT(株)は、数分先から1時間先までの太陽光発電出力の予測精度向上を目指し、技術連携、共同研究・開発を推進すると発表した。両者は、太陽光発電力の出力に影響する天気や雲の高精度予測技術の必要性に鑑み、双方の独自技術である衛星予測と複合地上センサー予測を組み合わせた太陽光発電出力予測システムの開発に取り組む。システム開発に当たっては、複合地上センサーの全天カメラ画像と衛星画像、および、雲の種類判別技術を組合せ、画像上の雲と雲の状態を特定し、雲の移動を追跡する技術に関する特許を共同出願しており、雲の移動から高精度な日射量の変化を予測し、太陽光発電の設備容量と組み合わせて太陽光発電出力の予測精度の向上を図る。また、スカパーJSAT(株)は国内の電力会社やその他電力関連産業と共にプラットフォーム化し、事業展開することも視野に入れており、2022年にサービスの提供開始を目指すという。

情報源 (一財)電力中央研究所 プレスリリース
スカパーJSAT(株) ニュースリリース
機関 (一財)電力中央研究所 スカパーJAST(株)
分野 環境総合
キーワード 太陽光発電 | 電力中央研究所 | 衛星画像 | スカパーJSAT | 高精度予測 | 短時間予測精度 | 衛星予測 | 複合地上センサー予測 | 全天カメラ画像 | プラットフォーム化
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