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 経産省、2019年度エネルギー需給実績(確報)を公表

発表日:2021.04.13


  経済産業省は、2019年度のエネルギー需給実績(確報)を公表した。2019年度の最終エネルギー消費は、前年度比2.1%減。うち石油は同2.5%減、石炭は同2.1%減、電力は同1.9%減、都市ガスは同0.2%減であった。部門別では、家庭部門は冷夏・暖冬の影響などから前年度比減少。企業・事業所他部門は鉄鋼業、化学工業、機械製造業をはじめ多くの製造業で生産活動が低下した影響などから減少した。また、一次エネルギー国内供給は、前年度比3.0%減。化石燃料3.8%減で6年連続減少、再エネ及び原子力などの非化石エネルギーは1.3%増で7年連続増加。発電電力量は前年度比2.5%減(1兆247億kWh)、非化石電源の割合は24.3%(前年度比1.3%ポイント増)、エネルギー自給率は前年度比0.4%p増の12.1%(IEAベース)であった。さらに、エネルギー起源CO2排出量は、前年度比3.4%減と6年連続減少し10.3憶トンで、2013年度比16.7%減。電力のCO2原単位(使用端)は、前年度比2.7%改善し、0.47kg-CO2/kWh、と報告されている。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
機関 経済産業省
分野 地球環境
キーワード 経済産業省 | CO2排出量 | エネルギー自給率 | 最終エネルギー消費 | 一次エネルギー国内供給 | 発電電力量 | エネルギー需給実績 | 非化石エネルギー | 非化石電源 | CO2原単位
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