国内ニュース


 農水省、食品ロスの実態など「食育に関する意識調査」の結果を公表

発表日:2021.03.31


  農林水産省は、令和2年度「食育に関する意識調査」の結果を公表した。この調査は、食育に対する国民の意識を把握し、今後の食育推進施策の参考とするため平成17年より実施するもの。日頃から環境に配慮した農林水産物・食品(農薬や化学肥料に頼らず生産された有機農産物や、過剰包装でなくごみが少ない商品など)を選んでいるかに対し、「選んでいる」と回答した人の割合が67.1%となったが、若い世代(20~39歳)の男性では、「選んでいない」と回答した人の割合が5割を超えて高かった。購入した食品を食べないまま、捨ててしまうことがあるかに対し、「ある」と回答した人の割合が40.8%、「ない」と回答した人の割合が58.4%となった。食品ロスの原因は、「消費・賞味期限内に食べられなかった(75.1%)」、「購入後、冷蔵庫や保管場所に入れたまま存在を忘れてしまった(65.6%)」などが上がった。新型コロナウイルス感染症の拡大による若い世代の食生活の変化として、「自宅で食事を食べる回数」などのほか、「通販(オンライン)を利用した食品購入」、「食に関する情報の入手」等について「増えた・広がった」と回答した割合が高くなったという。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 農林水産省 | オンライン | 食品ロス | 食育 | 賞味期限 | 食育に関する意識調査 | 有機農産物 | 過剰包装 | 新型コロナウイルス感染症 | 通販
関連ニュース

関連する環境技術