(株)日立製作所は、日立ビーグルエナジー(株)と、プラグイン・ハイブリッド電気自動車用リチウムイオン電池を開発したと発表した。プラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)は、モーターのみによるEV(電気自動車)走行モードとエンジンとモーターによるHEV(ハイブリッド電気自動車)走行モードをあわせ持ち、大幅な燃費改善と排出ガス抑制を達成することができ、今後の環境対応車の主力のひとつと見られる。今回開発した電池は、PHEVへの搭載に適した高性能かつ信頼性の高い電池として、高エネルギー(持続力:航続距離に寄与)と高出力(瞬発力)性能を両立。その特長は、1)従来のHEV用リチウムイオン電池と比較して4~5倍の高い容量、2)高エネルギー(EV走行)と高出力(HEV走行)性能をバランスさせる新たな電極、3)電池内部での短絡(ショート)を防ぎ、安全性を大幅に向上できる耐熱セパレーター、などである。
情報源 |
(株)日立製作所 ニュースリリース(PDF)
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機関 | (株)日立製作所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | 燃費 | リチウムイオン電池 | 電気自動車 | 日立製作所 | 排出ガス | プラグイン | 日立ビーグルエナジー |
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