伊藤忠商事(株)は、電気自動車やハイブリッド車などに使用されるリチウムイオン電池材料として需要急増が見込まれるリチウム資源の確保を目指し、米国の資源開発会社であるシンボル マイニング社(以下「シンボル」)に資本参加したと発表した。シンボルは、カリフォルニア州南部に位置する地熱発電所の使用済み地熱かん水に含まれるリチウムを回収し、工業的に抽出することで、世界で最も競争力のあるリチウム化合物を生産する技術開発に成功しており、今後数年以内の商業生産に向けて製造技術の開発及び改良を行っている。シンボルの年間生産量は約16,000トン(炭酸リチウム換算)となる予定で、原料である地熱かん水からリチウム化合物を短時間で生産できることから、需要拡大に応じて短期間で増設・増産が可能という。伊藤忠商事は今回、シンボルが生産するリチウム化合物について、日中韓を含めたアジア向け総販売代理店権を獲得した。
情報源 |
伊藤忠商事(株) プレスリリース
|
---|---|
機関 | 伊藤忠商事(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | リチウムイオン電池 | 電気自動車 | EV | 伊藤忠商事 | 地熱発電 | シンボル マイニング | 地熱かん水 | リチウム化合物 |
関連ニュース |
|