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 浜松市、フードシェアアプリによる食品ロス削減の実証結果を公表

発表日:2021.04.20


  浜松市は、フードシェアリングアプリを活用した食品ロス削減に向けた実証実験の結果を公表した。同市は、家庭・事業者問わずたくさんの食品ロスが発生しており、食品ロスを減らすことが、市内のごみを減らす重要な課題であると考え、「こどもモッタイナイ大作戦」の実施や「エコレシピ動画」のオンライン配信など、家庭から出る食品ロス削減の啓発を実施するほか、「食品ロス削減協力店」として、事業者と協働して食品ロス削減の啓発を行っている。同市は、登録店舗が売れ残りそうになった商品を掲載し、ユーザーが掲載商品をアプリ内で購入できる(株)コークッキングの提供するアプリ(TABETE)を活用した実証実験を行った(実証期間:2019年10月1日~2020年2月29日)。その結果、登録店舗数・モニター数は目標を上回る23店・521人となり、167食が廃棄されずに済んだ。ユーザーは30~40代が7割を占め、平均購入時間帯は14時から17時であった。なお、実証後もこのサービスは継続して利用できるという。

情報源 浜松市 お知らせ
機関 浜松市
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 浜松市 | アプリ | 食品ロス削減 | コークッキング | TABETE | フードシェアリングアプリ
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