(一社)関東地域づくり協会と(公財)日本生態系協会は、第13回「関東・水と緑のネットワーク」の募集を開始した(募集期間:令和3年5月24日~8月2日)。この事業は、両者の共催により関東地域1都7県を対象として平成21年から行うもの。今回、対象となる取り組みは、1)関東地域における自然環境のネットワークの拠点となる身近な水辺や緑地、草地などを保全・再生する活動(拠点づくり)、2)河川の流域における生態系ネットワークの拠点となる水辺や緑地などの自然環境のつながりを回復する活動や、自然環境の保全・再生を目的とする市民団体、学校、企業、自治体などの複数の主体との連携体制をつくる活動(生態系ネットワークづくり)の2部門。環境保全活動に使用する物品購入費(木杭、ロープ など)や広報物の作成費など、拠点づくりにおいては30万円(上限)、生態系ネットワークづくりにおいては50万円(上限)を支援する(採択数:計5団体)。なお、選考にあたって、生物の多様性に富んだ自然があり、昔から地域にすむ野生生物のすみかとなる環境の保全・再生を目指していること等4項目を評価の主な観点と挙げている。