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 静岡県、南アルプスでドローンによる植物調査(令和3年度)を実施

発表日:2021.06.16


  静岡県は、令和3年度南アルプスでドローンによる植物調査を実施すると発表した(調査箇所:南アルプス南部荒川岳周辺)。同調査は、ふるさと納税等を活用した南アルプス魅力発信事業として、ドローンを活用し“天空に残されたお花畑”の捜索を行うもの。南アルプスでは、ニホンジカの食害によりほぼ全域で貴重な高山植物の消失や衰退等が確認されているが、人も獣も立ち入ることのできない急峻な斜面等には、希少な植物が存在する可能性があるため、南アルプスで未確認の植物や絶滅危惧種等の新しい発見が期待されている。令和3年7月~8月に1週間程度の調査を予定しており、6月中に詳細な調査時期を決定するという。具体的には、人が立ち入ることができない崖下や壁面、ハイマツに隠れた箇所などをドローンにより探索し、4K以上の高画質撮影を行い、植物を同定する。また、美しい山岳景観の撮影も併せて実施するとしている。今後、撮影した高画質映像を『南アルプスを守るお話』内で動画配信を予定している。

情報源 静岡県 報道発表資料
機関 静岡県
分野 自然環境
キーワード 絶滅危惧種 | 静岡県 | YouTube | 南アルプス | ニホンジカ | ドローン | 食害 | ふるさと納税 | 植物調査 | 未確認種
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