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 神奈川県、三崎漁港における土壌調査結果を発表

発表日:2021.11.22


  神奈川県は、三崎漁港他における土壌調査結果を発表した。神奈川県東部漁港事務所が発注した三浦市晴海町地内他の防災システム整備工事において、工事着手に先立ち、建設発生土受入地が定める土砂検定基準に基づき、令和3年10月29日に現地5地点で採取した土砂について、溶出量試験27項目及び含有量試験9項目の土砂検定を実施したところ、基準値を超える「鉛」「ヒ素」が検出された。「ヒ素」の溶出量試験では、2地点で基準値(国が定める土壌汚染に係る環境基準値)「0.01mg/L以下」を超える測定値「0.017mg/L」「0.019mg/L」が検出された。また、「鉛」の溶出量試験では、1地点で基準値「0.01mg/L以下」を超える測定値「0.013mg/L」が検出された。その他の測定項目については、全て基準値以下であった。同県では、工事にあたり、基準値を超える土砂の搬出・処分について、適切な処理を行っていくという。

情報源 神奈川県 記者発表資料
機関 神奈川県
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 鉛 | 神奈川県 | ヒ素 | 三浦市 | 土壌調査 | 三崎漁港 | 溶出量試験 | 含有量試験 | 晴海町
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