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 環境省、ヒグマ活動期の案内役「知床五湖登録引率者」希望者を募集

発表日:2022.01.21


  釧路自然環境事務所、北海道および斜里町は、ヒグマ活動期(5月10日~7月31日)の観光において観光客を引率する「知床五湖登録引率者」の研修への参加希望者を募集する(募集人数:10名、受講料:1万円、受付期間:2022年2月1日~3月15日)。知床国立公園の知床五湖地区は、年間30万人の観光客が訪れる地域。3者は、観光客とヒグマの遭遇や、植生の荒廃等の問題を抱える知床五湖の利用適正化に関し、地元関係団体とともに知床五湖の利用のあり方協議会にて検討を行い、2011年より利用調整地区制度の運用を開始している。利用期間中の地上遊歩道の立入には事前申請と事前レクチャーの受講が義務づけられ、ヒグマ活動期においては、ヒグマ対処技術を有する者として認められた「知床五湖登録引率者」の同行が義務付けられた。今回、知床五湖登録引率者としての研修を受講する希望者を募集する。ヒグマの生態に関する講義や、ヒグマ撃退スプレーの使い方、実際の引率に同行するインターン研修などを経て、登録試験の受験資格を得ることができる。なお応募の際は、過去1年以内に20回以上の自然ガイド(有償)の実務実績があるなどのいずれかの要件を満たす必要がある。

情報源 釧路自然環境事務所 報道発表資料
機関 釧路自然環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード 研修 | 観光客 | ヒグマ | 釧路自然環境事務所 | 斜里町 | 知床五湖登録引率者 | 遭遇 | 事前レクチャー | ヒグマ撃退スプレー | インターン
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