環境省は、知床国立公園のヒグマに対する接近やつきまといの規制に関する普及啓発活動を実施する。「知床国立公園では、ヒグマに対する餌付け、著しい接近、つきまとい等の行為によりヒグマの人慣れが助長されて問題個体を生じさせ、公園利用者に対してつきまといや威嚇等を行い、その結果として遊歩道が閉鎖されるなど、国立公園の利用に支障を及ぼす事例が多数発生している。知床国立公園では、令和4年4月の改正自然公園法第37条に基づき、ヒグマの生態に影響を及ぼし公園利用に支障を及ぼすおそれのある行為として、餌付け、著しい接近及びつきまといを規制対象としている。今回、10月7日から10月9日に行われる「知床ディスタンス!キャンペーン」の一環として、公園利用者に対する普及啓発活動を実施する。知床自然センターで、ヒグマと一定の距離を保つことを普及啓発するチラシの配布を行い、岩尾別橋に移動、斜里警察署、知床財団、環境省ウトロ自然保護官事務所が合同で、公園利用者に対するパトロールを実施するという。
情報源 |
釧路自然環境事務所 報道発表資料
〔参考〕啓発資料「近すぎませんか? Too Close to Bears?」(PDF) |
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機関 | 釧路自然環境事務所 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 野生動物 | 餌付け | ヒグマ | 知床国立公園 | 知床自然センター | 斜里警察署 | 知床財団 | ウトロ自然保護官事務所 |
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