長野県松本市は、市内の食品小売店や飲食店の食品ロス対策として、フードシェアリングサービス「まつもとタベスケ(提供:(株)クラダシ)」を開始する。この取組は、2021年7月に松本市とクラダシが締結した「食品ロス削減に向けた連携協定」の取組の一環。これまでにも、事業者向けにフードシェアリングサービスの活用についてのセミナーを開催するなど取組を進めてきた。今回、「まつもとタベスケ」を新たにリリースし、市内の食品小売店・飲食店の「食品ロスになってしまいそうな商品の値引き情報」をパソコンやスマートフォンから閲覧し、商品の購入予約ができるようになる。利用者は、食品ロスの削減に貢献できるだけでなく、お得に買い物ができるなどのメリットがあり、店舗側は、売上の増加だけでなく、環境配慮型店舗としてのイメージ定着が期待されるという。