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 NACS-J、川辺川「流水型ダム」の環境配慮レポートに対して意見書を提出

発表日:2022.05.13


  (公財)日本自然保護協会(NACS-J)は、国土交通省 九州地方整備局が提出した「川辺川の流水型ダムに関する環境配慮レポート」に対して意見書を提出した。熊本県球磨郡相良村(さがらむら)と五木村(いつきむら)において、流水型ダムの建設計画が進められている。令和4年3月25日には、環境影響評価法に基づく計画段階の環境配慮書に相当する「川辺川の流水型ダムに関する環境配慮レポート」が九州地方整備局より提出された。NACS-Jは、環境保全の見地から、1)環境アセスメント手続きを行うこと、2)球磨川流域全体を環境影響の予測・評価すること、3)ダム上流側の湛水域の斜面部の植物の生育環境は撹乱状況が発生し、それによる植生への影響、土砂の生産や移動も考慮することなどを求めている。

情報源 (公財)日本自然保護協会 お知らせ
機関 (公財)日本自然保護協会
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境アセスメント | 日本自然保護協会 | 相良村 | 球磨川流域 | 流水型ダム | 九州地方整備局 | 川辺川 | 環境配慮レポート | 五木村
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