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 狩猟鳥獣の指定の変更へ(中央環境審議会答申) 環境省

発表日:2022.06.09


  環境省は、中央環境審議会自然環境部会(第28回)で「狩猟鳥獣の指定の変更」、「対象狩猟鳥獣の捕獲等をする期間の設定」、「対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止又は制限の変更」等が審議され、中央環境審議会会長から環境大臣に対して、令和4年6月9日に答申されたと発表した。狩猟鳥獣の指定の変更については、生息が確認されている地点数が大幅に減少していることが明らかになったことから、「バン:学名:Gallinula chloropus」と「ゴイサギ:学名: Nycticorax nycticorax」の狩猟鳥獣指定を解除する。対象狩猟鳥獣の捕獲等をする期間の設定については、青森県、秋田県、山形県における、カモ類の狩猟期間を現行の「毎年11月1日~翌年1月31日」から「毎年11月15日~翌年2月15日」に変更した。これは近年の暖冬や少雪の影響で、カモ類の渡来・渡去の時期と狩猟期間に乖離が生じているための措置となる。対象狩猟鳥獣に関する捕獲等の禁止の期間を、現行の「平成29年9月15日から平成34年9月14日」から「令和4年9月15日から令和9年9月14日」に延長し、「ヤマドリ」、「ヒヨドリ」、「ツキノワグマ」、「シマリス」の捕獲を禁止する内容になっている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 中央環境審議会 | ツキノワグマ | 狩猟鳥獣 | カモ類 | ヒヨドリ | バン | ゴイサギ | ヤマドリ | シマリス
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