(株)J-オイルミルズは、プラスチック廃棄量削減の目標を上方修正し、紙パックを採用した環境配慮型商品(以下「スマートグリーンパック」)シリーズの拡充に重点をおくと発表した。同社は味の素グループ各社との連携により、「つぶせるエコボトル1000 g(2003年)」を皮切りに、紙製の食用油容器(2007年)、軽量化が図られたポリボトル・ペットボトル、パウチなどを次々に開発し、主力製品に採用してきた。「容器包装に関する指針(2018年策定)」では、次世代型の素材や容器の開発を通じて地球環境により配慮した企業活動を推進していくことを掲げた。一方、生産拠点における廃棄物の削減や再資源化に向けた取り組みも順調に進捗している。2021年には、2030年までにプラスチックの廃棄量を25%削減(2000年度比)とする目標を掲げ、容器・包装の軽量化(例:さらさらキャノーラ油1000gエコボトル)を中心に、プラスチック使用量の段階的な削減を推進している。今回、これまでの実績を踏まえ、「プラスチック資源循環法(正式名称:プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律)」の施行を念頭に置きつつ、プラスチックの廃棄量の削減目標を上方修正した。新たな目標は「2030年度『プラスチック廃棄ゼロ』目標」と呼ばれている。「プラスチック廃棄ゼロ」とは、リサイクルされずに廃棄されるプラスチックごみを出さないことを意味している。「スマートグリーンパック」の拡充をはじめ、バイオマス樹脂を容器に取り入れたマーガリンの拡販、ボトル用ラベル印刷におけるバイオマス由来インキの採用といった諸施策を、順次展開していくという。
情報源 |
(株)J-オイルミルズ プレスルーム
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機関 | (株)J-オイルミルズ |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | 軽量化 | 紙パック | 脱プラスチック | 環境配慮型商品 | プラスチック資源循環法 | スマートグリーンパック | つぶせるエコボトル1000 g | プラスチック廃棄ゼロ | バイオマス樹脂 | バイオマス由来インキ |
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