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 利用者負担による環境保全を試行 福島県・雄国沼

発表日:2022.06.17


  東北地方環境事務所は、雄国沼(おぐにぬま)施設等管理運営協議会、福島県および北塩原村の取組と協力し、利用者負担による環境保全について検討を進めている。磐梯朝日国立公園(ばんだいあさひこくりつこうえん)裏磐梯地区にある雄国沼にはニッコウキスゲの大群落があり、開花時期にはマイカーの利用者が集中し、雄子沢川(おしざわがわ)駐車場周辺では多数の路上駐車や交通渋滞、事故の発生等、美しい自然環境に影響する多くの問題を抱えている。そのため4者は、利用者負担による環境保全の検討を進めるため、今年度は雄子沢川駐車場を閉鎖し、シャトルバスを運行するとともに、雄国沼の環境保全を目的とした協力金への協力依頼、利用者アンケート等を実施することにした(協力金:1000円(子供は500円)、実施時期:令和4年6月18日~7月10日)。この取組結果を踏まえ、次年度以降の対策を検討していくという。

情報源 東北地方環境事務所 報道発表資料
機関 環境省 東北地方環境事務所
分野 自然環境
キーワード 環境保全 | 磐梯朝日国立公園 | 北塩原村 | 協力金 | シャトルバス | ニッコウキスゲ | 東北地方環境事務所 | 雄国沼 | 利用者負担 | 雄子沢川
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