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 <民間初>公園管理団体に特種東海フォレストを指定 環境省

発表日:2022.11.17


  環境省は、南アルプス国立公園において活動している(株)特種東海フォレスト(特種東海製紙(株)の100%子会社)を自然公園法に基づく「公園管理団体」に指定した。公園管理団体制度は、自然公園法第49条第1項の規定に基づき、一般社団法人等、NPO法人や会社等のうち自然公園の管理に関する一定の能力を有する法人を、国立公園については省務大臣が、国定公園については都道府県知事が公園管理団体として指定し、自然の風景地の管理主体及び公園内の利用施設の維持管理主体等として位置づけるもの。同制度は、地域住民等による自然の風景地の保護と適正な利用に係る自発的な活動を推進することを目指すものであり、具体的な公園管理団体の業務として、植生復元や草原管理といった自然の風景地の管理、歩道や園地などの公園の利用施設の点検・補修などの維持管理のほか、公園内の自然情報の収集・提供など幅広い業務を想定している。令和4年4月には、国立公園・国定公園において「保護と利用の好循環」を目標に、国立公園等の保全管理の充実を図るために公園管理団体の指定を促進する、改正自然公園法が施行されたことを受けて、同社が、これに該当する業務を実施してことから、令和4年11月17日に民間企業としては初めて、国立公園では全国7番目となる公園管理団体に指定された。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 国立公園 | 自然公園法 | 南アルプス国立公園 | 公園管理団体 | 民間企業 | 特種東海フォレスト | 公園管理団体制度 | 自然情報 | 特種東海製紙
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