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 中部山岳国立公園の公園計画を変更~新たに「自然体験活動計画」追加

発表日:2023.03.31


  信越自然環境事務所は、令和5年3月31日付け官報告示により、中部山岳国立公園の公園計画が変更され、公園区域全体に自然体験活動計画が追加されたと発表した。中部山岳国立公園は、本州中央部に位置し、北は剱岳・白馬岳から南は乗鞍岳にかけて高峰が連なる我が国でも屈指の山岳国立公園。同公園内には3,000m級の山岳地域から1,500m前後の高原地域まで、自然体験活動が可能な地域が多数凝縮されており、地域課題を同時に解決することを目的として、多様な取組が検討・実施されている。自然体験活動計画の追加により、同公園の各地域において、関係市町村やガイド事業者等から成る協議会を設け、自然体験活動促進計画を作成または、提出することができるようになる。提出された計画が省務大臣の認定を受けた場合、計画の実施に必要な自然公園法の許可が不要になる。また、魅力的な自然体験アクティビティの開発・提供、ルール化等について、関係者が一体となった取組を促し、旅行者や公園利用者の多様なニーズに応えた、長期滞在につながる国立公園の楽しみ方を提供するとともに、保護と利用の好循環に繋がることが期待されるという。

情報源 信越自然環境事務所 報道発表資料
機関 信越自然環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード 国立公園 | 自然公園法 | 乗鞍岳 | 信越自然環境事務所 | 中部山岳国立公園 | 自然体験活動計画 | 自然体験アクティビティ | 剱岳 | 白馬岳 | 長期滞在
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