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 「スマートコンポスト」の実証実験、ブランチ横浜南部市場で実施

発表日:2023.01.10


  横浜市は、微生物が生ごみを食べ自動駆動で堆肥を作る「スマートコンポスト」の実証実験をブランチ横浜南部市場(横浜市金沢区)で行うと発表した(実証機関:令和5年1月10日~2月10日)。同市では、業種や企業規模の枠組みを超えてIoTビジネスを目指すプレーヤーが連携する「I・TOP横浜」を通じた実証実験支援している。その取組により、IoTやAIなどの先端技術を活用した生産性向上や社会課題の解決への貢献、新たなビジネスモデルの創出を目指している。今回、「I・TOP横浜」の取組として、(株)komham(本社:北海道札幌市)が「スマートコンポスト」をブランチ横浜南部市場に設置し、生ごみ処理量から温室効果ガス抑制データを解析する実証実験を行う。今回使用するスマートコンポストは、生ごみの高速分解が得意な微生物群「コムハム」を活用し、ソーラー発電の電力で自動駆動し堆肥を作るもの(サイズ:1,012mm(W)×1,468 mm(H)×1,137 mm(D)、本体重量200kg)。同社の実証実験では、商業施設において初めてであり、ブランチ横浜南部市場における生ごみ発生量とそれに伴う処理量のニーズ検証も兼ねて実施されるという。将来的には、身近な環境に「スマートコンポスト」が設置されることにより、生ごみ排出量の削減と生ごみ処理における温室効果ガスの発生抑制につながれば、低炭素社会の実現に向けて大きな効果が期待できるとしている。

情報源 横浜市 記者発表資料
機関 横浜市
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 微生物 | コンポスト | 生ごみ | 横浜市 | IoT | AI | スマートコンポスト | ブランチ横浜南部市場 | I・TOP横浜 | komham
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