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 双日など、サーキュラーエコノミー創出用プラットフォームの実証を開始

発表日:2021.03.31


  双日(株)など4社は、再生資源の品質や発生量等を見える化し、需給者間における円滑な売買の促進や、新たな市場創造に資する基盤技術「再生資源循環プラットフォーム」の実証概要を紹介した。実証に供するプラットフォームは、欧州を中心に動き出しているサーキュラーエコノミー(以下「CE」)の流れを踏まえ、本邦におけるCE実現の諸課題(再生資源の品質担保、安定調達)を解決するために、レコテック(株)が開発する技術とNTTコミュニケーションズ(株)が提供する技術を融合して構築されたもの。「廃棄したい企業」のデータ(排出する再生資源の種類・量・場所)をIoTと連動させてリアルタイムで地図上に表示するとともに、「調達したい企業」に蓄積データに基づく需給の成否判断の指標やAI分析による発生量予測結果を提供できるものとなっている。参加企業を募り、実際に売買や物流・加工に関する業務の受発注、さらには参加企業相互の評価などができる環境を整え、2022年度内の事業化を目指して取り組むという(実証予定期間:2021年4月~2022年3月)。

情報源 双日(株) ニュースリリース
日商エレクトロニクス(株) ニュース
NTTコミュニケーションズ(株) ニュースリリース
機関 双日(株) レコテック(株) 日商エレクトロニクス(株) NTTコミュニケーションズ(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 見える化 | リアルタイム | 再生資源 | IoT | AI | サーキュラーエコノミー | 市場創造 | 再生資源循環プラットフォーム | 品質担保 | 安定調達
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