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 環境省、PFOS・PFOAに係る水質の目標値等の専門家会議を設置

発表日:2023.01.17


  環境省は、「PFOS・PFOAに係る水質の目標値等の専門家会議(第1回)」の開催概要を公表した(開催日:令和5年1月24日)。有機フッ素化合物のPFOS、PFOAは環境中で分解されにくく、高い蓄積性があることから、POPs条約の第4回締約国会議(2009年5月)にて附属書Bへの追加掲載が決定されている。POPs条約の履行のため、化審法、化管法が改正されている。2020年3月に厚生労働省は、PFOS・PFOAをそれまでの要検討項目から水質管理目標設定項目へ移行し、その目標値(暫定)をPFOSとPFOAの合算値で50ng/L以下(0.00005mg/L以下)と定めた。今回、これまでの科学的知見等を踏まえ、水環境に係る目標値等について検討を進めるため、国立環境研究所の4氏を含む委員による専門家会議を開催する。環境基本法第16条に基づく水質汚濁に係る環境基準のうち、人の健康の保護に関する環境基準等の設定及びそれに付随する事項を検討する。なお、厚生労働省が開催する令和4年度第2回水質基準逐次改正検討会と合同開催となる。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 国立環境研究所 | PFOS | 環境基準 | POPs条約 | 環境基本法 | PFOA | 有機フッ素化合物 | 専門家会議 | 水質基準 | PFAS
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