東京都は、多摩地域の水道水に使われていた井戸水から、発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS、ピーファス)が検出されたことなどを受け電話相談窓口を開設した。PFASは、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)などの総称で、撥水剤や泡消火剤として幅広く使用されていたが、現在国内での使用・製造が原則禁止されている。都水道局では、アメリカの健康勧告値(70ng/L)を参考に水質を管理し、井戸を水源とする多摩地区の浄水所のうちPFASが検出された一部の井戸を一時停止する等の暫定的な対応を行っているとのこと。電話窓口は都民を対象にPFASに関する情報を伝えることが目的。保健師など専門知識を持った都の職員が対応する。受付時間は、平日の午前9時から午後9時まで。PFAS相談窓口電話番号:03-5989-1772。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 東京都 | PFOS | 水道水 | 発がん性 | 井戸水 | PFOA | 有機フッ素化合物 | PFAS | 多摩地域 | 電話相談窓口 |
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