経済産業省は、「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」が閣議決定されたこと発表した。ロシアによるウクライナ侵略以降、エネルギー安定供給の確保が世界的に大きな課題となる中、脱炭素・エネルギー安定供給・経済成長の3つを同時に実現するため、内閣総理大臣を議長とする「GX実行会議」等を踏まえ「GX実現に向けた基本方針」を取りまとめた。基本方針では、エネルギー安定供給の確保に向け、徹底した省エネに加え、再エネや原子力などのエネルギー自給率の向上に資する脱炭素電源への転換などGXに向けた脱炭素の取組を進めることが島された。加えて「GX経済移行債」等を活用した大胆な先行投資支援、カーボンプライシングによるGX投資先行インセンティブ、新たな金融手法の活用などを含む「成長志向型カーボンプライシング構想」の実現・実行の取組を行う。この基本方針は、気候変動問題への対応に加え、国民生活及び経済活動の基盤となるエネルギー安定供給を確保するとともに経済成長を同時に実現するためのものという。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
経済産業省 GX 実現に向けた基本方針(PDF) |
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 経済産業省 | 原子力発電 | カーボンプライシング | 再エネ | グリーントランスフォーメーション | GX | ウクライナ危機 | GX経済移行債 | 成長志向型カーボンプライシング構想 |
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