(独)製品評価技術基盤機構〔NITE(=ナイト)〕は、積雪による太陽光発電設備の破損は「大雪が観測された年に急増」していることなどを明らかにした分析結果を公表した。NITEは、電気工作物(発電、変電、送電、配電又は電気の使用のために設置する工作物)に関する事故情報データベース(詳報公表システム)を用いて、2018年度から2021年度までの事故分析を行った。その結果、積雪量が多い時期に太陽光発電設備の事故が増加すること、分析を行った4年間の積雪に起因する破損被害は、住宅用ソーラーパネルの約7.5万世帯分の発電出力に相当することが明らかになった。また、積雪による太陽光発電設備の破損は、大雪が観測された年に急増していた。NITEは、今年度は特に一部地域で大雪が発生していることから、設置者に巡視や除雪を行うなど、早めの対応を呼び掛けた。
情報源 |
(独)製品評価技術基盤機構 お知らせ
|
---|---|
機関 | (独)製品評価技術基盤機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 太陽光発電 | 積雪 | ソーラーパネル | 製品評価技術基盤機構 | NITE | 大雪 | 電気工作物 | 破損 | 事故分析 |
関連ニュース |
|