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 カンボジアで開催された国際フォーラムの成果 環境省が公表

発表日:2023.02.17


  環境省は、同省などが主催する「アジア太平洋3R・循環経済推進フォーラム本会合」の成果を発表した(開催日:令和5年2月8日~10日、共催:カンボジア王国環境省、国際連合地域開発センター)。この会合は、アジア太平洋地域の3Rの推進と循環型社会構築に向けたハイレベル政策対話の促進と、技術の情報共有、関係者のネットワーキングを目的として開催された。気候変動、生物多様性の損失、汚染という3つの地球規模的な危機に対処するソリューションの中核である「循環経済」と、気候変動緩和は本質的につながりがあると考えられている。循環経済への移行はCO2排出を緩和するという考えの元、「廃棄物ゼロ社会とSDGsに向けた主要セクターへの循環経済の導入」 を全体テーマに議論が進められた。具体的には、1)循環経済によるSDGsと気候変動に関するパリ協定の達成に向けたシナジーの創出、2)持続可能な観光に向けた循環経済、3)トンレサップ湖の生態系維持に向けた循環経済など8分野で議論がなされた。次回会合は、ベトナムで開催される(開催時期未定)。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 3R | 気候変動 | 緩和策 | カンボジア | 循環経済 | 国際連合地域開発センター | SDGs | 持続可能な観光 | アジア太平洋3R・循環経済推進フォーラム | トンレサップ湖
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