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 (独)国立環境研究所、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)によるアイスランドの火山噴火及び噴煙の観測結果を公表

発表日:2010.04.20


  (独)国立環境研究所は、環境省及び(独)宇宙航空研究開発機構と共同開発した温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)が、アイスランドの火山噴火及び噴煙を観測したと発表した。アイスランドの首都レイキャビクの東南東約100kmにある氷河周辺では、2010年3月下旬より断続的な火山活動が観測されており、平成22年4月14日と17日には大規模な噴火が発生。その噴煙が欧州の広範な範囲に広がったため、欧州では民間旅客機の運休、空港の閉鎖等の影響が生じた。今回、「いぶき」(GOSAT)の搭載センサの一つである雲・エアロソルセンサ(TANSO-CAI)が4月15日以降に撮影した画像に、アイスランドから欧州に広がる噴煙の様子が捉えられていることが確認された。また、4月17日にはアイスランドにおける大規模な火山噴火の様子も撮影された。

情報源 (独)国立環境研究所 記者発表
機関 (独)国立環境研究所
分野 地球環境
自然環境
キーワード 人工衛星 | GOSAT | 温室効果ガス | 国立環境研究所 | センサー | いぶき | 火山 | アイスランド | 噴煙 | エアロソル
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